すっかり更新が途絶えていましたが、無事にやってます。笑
久しぶりの投稿ですが、HSPについてお話ししたいと思います。
というのも、ちょうどHSPのお話を聞く機会をいただき、その中で思い出したこととたった今目にしたニュースを照らし合わせて思うところあり…。
あ、HSPについて「なにそれ?」という方は、以前私の投稿でも触れているのでよかったら読んでみてください。
開かれた、新しい道へ。
それでは。
新たなデータ。
HSPって、人より少し敏感なタイプの人のこと。
単なる脳の構造の違いで、5人に1人の割合で存在するので意外に仲間は多いのです。
これが今までの私の理解。
間違っていないけど、ちょっと足りなかったデータがありました。
非HSPとHSPの敏感さの差のイメージを表したデータ。
非HSPの音叉(おんさ)が10本なら、HSPの音叉は…
1,000~10,000本。
実に100~1,000倍なんだそうです。
ちなみに『音叉』というのはこれ。

一度叩くと「コ~~~~~~~~~~~ン」と長く響き渡るあれです。
ここでは『同じ周波数の音叉』とは書かれてませんが、仮にこれが同じ周波数のものだったとすればそれらは共鳴して延々と鳴り響くわけです。
10本でもなかなかです。
みんな頑張ってる。
それが100倍あったら?
…1,000倍だったら?
イメージできましたでしょうか。
当事者もびっくりの繊細さ。笑
幼児みつえ、悩む。
そんな生まれつきの己の繊細さに気付かず、幼稚園児の私は毎晩悩んでおりました。
どっちを向いて寝たらいいの…。
小さな私の右側にはお母さんが寝ています。
そして左側には眠れないときにおはなしをしてくれるお父さん。
どちらかを向くとどちらかに背中を向けてしまう。
申し訳ないっ( TДT)
本気で悩んでいました。
天井の木目からはおばけが出てくるんじゃないかしら。
怖くて、悲しくて、もどかしくて、体がうずうずして眠れない。
それだけが原因じゃないにせよ、私は寝つきの悪い子供でした。
今ではわかります。
愛は背中の向きじゃないって。
( `・ω・´)
先ほど目にしたニュース。
自殺者が昨年の3割増だそうです。
理由は一人一人違っているでしょうし、一括りにした数字をどうとかあまり意味がないかもしれませんが…
なんかわかるなぁ、って。
これはあくまで私の想像なんですが。
たとえば、そろそろ長くなってきた『マスクをするのしないの問題』。
①情報がたくさんあって、②どっちも一理ある。
自分はこうしたいっていうのがあっても、③それぞれで批判があるのも知っちゃってる。
かたや「マスクをしないなんて人のことを思いやれないのか?」
かたや「そういう空気を作るわけ?」
悩ましいですね。
とあるHSPの人の場合。
同じ状況をHSPの人の場合で考えてみます。
①情報を深く処理する
たくさんある情報をいつものように深く処理する。
納得できないところは調べ物をする。
②共感性が高い
どちらの考えにも深く共感できてしまう。
SNSで世の中の様々な意見を収集し、ますます双方に共感を深める。
③過剰に刺激を受けやすい
他者が受ける批判も自分が受けているかのように感じてしまう。
1,000倍です。
もう何ヶ月も。
その間ずーっと悩んでいるわけです。
どっちを向いて息をすればいいの?
・・・辛くないですか?
今、身動きが取れなくなっている人がいたら。
たとえばこういう分断で、身動きが取れなくなっちゃう人が少なからずいるんじゃないかと想像します。
もし今そうやって苦しんでいる人がいたら、生き延びてほしいなぁ。
HSPはどの生き物にも同じような割合で存在するんですって。
種の保存の為に。
5分の1の役割を持って生きてる。
日和ってマスクしたっていいじゃない。
それで空気ができあがるのはあなたのせいじゃありません。
最初から個々で考えて判断すべきこと。
マスクをしない人が怖いなら2m離れましょう。
離れられないなら「怖い」ということを伝えてもいいと思います。
私なら誰かを怖がらせてまでノーマスクを貫こうとは思いません。
マスクをしないことは犯罪じゃないですよ。
あなたが健康でいることが大切。
怖がらずに一緒にいてくれる人を見つけて笑い合いましょう。
今私たちは、種を守る多様性を保つための知恵を絞る時なんじゃないかなぁ。
それが社会の成熟なんじゃないかって、私は思います。
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